このあとも低気圧は発達を続けながら北海道の北を進む見込みです。沿岸部では瞬間的に30m/sを超えるような暴風となるおそれがありますので、鉄道など交通組織の乱れや飛来物、停電などに対し警戒が必要です。

台風4号から変わった低気圧が発達しながら北海道の西をパスしている影響で、北海道では局地的に雨が降り続き、大雨災害発生の危険性が高まっています。

低気圧周辺の雨雲が必要になる道北を中心に、昼すぎにかけて1時に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、道路冠水などに警戒し、少しでも確かな位置で過ごすようにしてください。

稚内地方気象台は今日7日(金)8時09分に、利尻島で「50年に一度の記録的な大雨となっているところがある」と公表しました。加えて、風も北海道全域で強まり、平均10〜15m/sの風が予想されています。

利尻島付近ではとても激しい雨が降り続き、利尻島の北部にある本泊では8時10分までの24時に130.5mmがの雨が降りました。

土砂災害警戒情報

地盤が緩んでいるため、この先ちょっとの雨が降っただけでも土砂崩れ等が現れてするおそれがあります。

記録的な大雨となっている利尻町や利尻富士町には土砂災害警戒情報【警戒レベル4(避難)相当】が発表されています。

崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から公表される避難勧告などの情報に用心してください。

「50年に一度の記録的な大雨」に注意

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながる記録的な大雨が降っている事を意味しています。

危ういが迫っているため、近場の自治体が発表する避難情報などを検証して、速やかに適切な行動をとるようにしてください。

当該の地域ではこれまでに経験した事のないような大雨である、という事を伝える表現のひとつです。

このスタンダードに達するような大雨が観測・解析された時、気象庁はスペシャル警報の公表を思い巡らすしますが、そのスペース的な広がりが一定未満である場合等にはスペシャル警報の公表を保留し「50年に一度の記録的な大雨」である旨を伝える短文の気象情報を発表します。

全国を5km四方に区切った地域ごとに、「この地域でこのスケールの大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”があり、このうち50年に一度程度の確率で起こりうる雨量等をひとつのレベルとして定めています。